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ユウキホームは、気候や土地の条件、そしてライフスタイルを考慮しながら、お客様との対話を大切にし、バランスの取れた理想的な住まいを創り上げていきます。高性能な住宅を提供するために、長期優良住宅基準*¹・ZEH基準*²のいずれも上回る高い断熱性・気密性を備えており、家の性能として高い基準を設けられている「耐久性」「耐震性」「断熱性」「メンテナンス性」等の長期優良住宅の認定基準にも対応しています。さらに、住宅の性能を示す「住宅性能表示制度*³」においても、多くの項目で最高等級を満たしています。
高品質・高性能な家づくり注釈事項
※1:長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき認定される長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅をいいます。
※2:ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする住宅をいいます。ユウキホームの建物の基本性能は、断熱性や一次エネルギー消費量等において、ZEH 基準を満たしています。ただし、ご要望の間取りや設備、太陽光発電システムの有無により異なります。太陽光パネルの設置を除き、2023年度以降完成物件の92%以上はZEH 基準を満たしています。
※3:住宅性能表示制度は、良質な住宅を安心して取得できる市場を形成するためにつくられた住宅品確法に基づく制度のことで、住宅性能の共通の表示基準です。
※耐震等級 3 を取得するためには、構造計算や第三者機関への申請に別途費用がかかり、ご要望の間取りによっては取得できない場合があります。
ユウキホームでは、住宅の長寿命化と耐久性を高めるため、さまざまな劣化対策を実施しています。特に木造住宅の耐久性に影響を与える「湿気」や「シロアリ」への対策を徹底し、建物を支える基礎には高耐久コンクリートを用いたベタ基礎を採用することで、住宅性能表示制度の劣化防止基準で最高等級に対応しています。私たちは、永く快適に住み続けられる家づくりを行っています。
従来の防蟻対策は薬剤散布によりシロアリを駆除することに重点を置いているのに対して、忌避効果によってシロアリを寄せつけない環境を保ち、未然に被害を防ぐ忌避性を基本とした防蟻対策を採用。
基礎部分に防湿・防蟻シートを敷き、その上に鉄筋コンクリートを打設することで、二重の防湿・防蟻対策が施され、湿気やシロアリによる住まいの劣化を防ぎ、耐久性を高めています。
外壁通気構法は、外壁材で一次防水、透湿防水シートで二次防水とし、透湿防水シートと外壁材の間に通気層を設け、万が一台風などで部材の接合部などから雨水が浸入しても、通気層を通じて速やかに排出できます。
外壁材の裏面の通気層が湿気を放出・乾燥させ、結露の防止とともに夏季の遮熱効果が期待できます。これにより、建物の耐久性向上に効果を発揮します。
雨水の浸入防止、優れた防露性などを発揮する外壁通気構法は、住宅の構造躯体などに使用する材料において、劣化を軽減させる対象として「日本住宅性能表示基準」、「同評価方法基準」に明記されています。外壁通気構法の採用やその他の諸条件により、「劣化の軽減」の劣化対策等級において3等級(最高等級)に対応できます。
地震が多発する日本では「地震に強い家」であることは、新築の戸建て住宅に求められる重要な要素です。ユウキホームは、住まいを支える地盤や基礎、使用する木材、耐震性能を高めるための接合金物や剛床工法といった様々な素材や技術を駆使し、耐震性能を追求しています。また、繰り返す余震にも備え、制震ダンパー「MIRAIE」を採用。地震による建物へのダメージの蓄積を抑え、耐震性能を長持ちさせることができます。
地盤調査は、建物の建築前に地盤の状態を確認するための ものです。正しい地盤調査結果にもとづいた基礎計画でな いと、家が傾いたり不同沈下を起してしまう事になるかも しれません。地盤調査の結果とともに建物のプランと合わ せて最適な構造を検討していきます。
ユウキホームは、全棟ベタ基礎を標準採用しています。ベ タ基礎は耐震性に優れ、基礎の立ち上がりだけでなく底盤 一面が鉄筋コンクリートになっており、建物荷重を面全体 で支えるため、力を分散させて地盤への負担を軽減します。 また、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入 を防ぎます。
従来の木造軸組み工法は、柱などをくり抜き、梁を組み合 わせたりするため、木材の欠損部分が大きくなり、接合部 分の弱さにより地震の揺れに対して不安な点がありました。金物併用工法は、接合部の耐力が明確であり、木材の削り取り部分を最小限に抑え、断面欠損も少ないことから安定した高強度な構造体にすることができます。
24㎜の構造用合板を土台や梁を接合して一体化した「剛床工法」を採用。一般的な根太工法に比べ、剛床工法は水平方向に対する力に強く、地震や台風などの横から加わる力に対する強度が2倍になり、地震の横揺れにも効果を発揮します。
制震ダンパーは、地震の揺れによって発生するエネルギーを吸収・減衰することで、建物の揺れを抑制します。
これにより、地震による倒壊や損傷を防ぐことができます。
地震による強い揺れ・繰り返しの揺れに
最大限の効果を発揮する制震ダンパー「MIRAIE」
制震効果
耐震等級3相当の木造建築物に震度7強の揺れを再現した実大実験において、建物の揺れ幅を最大95%低減*¹する事が実証されています。
メカニズム
エネルギー吸収材に最適な素材である特殊高減衰ゴム。瞬時に揺れによるエネルギーを熱エネルギーに変換し、吸収・発散することができます。
メンテンナンス性
制震効果が90年*²持続。施工後は、部品の交換や点検など、メンテナンスの必要もありませんので、一度設置すれば、長期に渡り安心が続きます。
低コスト
1階に4カ所*³設置するだけで制震効果が得られます。「MIRAIE」は免震システムと比較し低コストで導入可能です。
地震対策に欠かせない制震ダンパー注釈事項
※1:2017年1月京都大学防災研究所でのMIRAIE軸組を使用した実大実験の結果による。
※2:住友ゴム工業㈱による促進劣化試験結果による。
※3:延べ床面積140㎡以下の平屋、および2階建て住宅の場合。但し多雪地域は除く。
家族が日々暮らす家は、デザインや耐震性、耐久性だけでなく、ストレスがなく心地よい「快適な空間」であることが大切です。高い断熱性能を備えたユウキホームの家は、たとえるならば魔法瓶のようなつくりです。断熱性に優れた窓はもちろん、天井・壁・床、それぞれに最適な断熱材を選び、家全体の断熱バランスを重視して設計することで、夏は涼しく冬は暖かい家づくりを目指しています。
住まいの中で熱の出入りが最も多いのが「窓」。 そのため、 室内の快適さをキープするためには、窓の断熱性を高めることが重要なポイントとなります。室外側は耐久性や強度に優れたアルミを採用し、雨、風、日差しによる劣化を防止。室内側には、アルミに比べ熱伝導率(熱の伝えやすさ)が約1/1000の樹脂を採用し、熱の出入りを抑えます。
空気を含んだウレタンを壁と壁の間に発砲し、隙間を無く して断熱する方法です。自己接着力によって躯体との間に 隙間ができにくく、長期間に渡って優れた気密・断熱性を 維持します。高い気密性により外部の騒音や内側からの生 活音の漏れも軽減。また、シックハウスなどの原因とされる有害物質、ホルムアルデヒドも発生させません。
日本の気候にあった、湿度も交換できるダクトレス全熱交 換型換気システム「Air save」を採用。2台1組で交互に 給気と排気を繰り返します。「熱交換機能」による換気で、 換気による熱損失を抑制。冷暖房費効率も向上し、常に新 鮮な空気を取り入れることができます。