家づくりの知識

物件見学のポイントとは?

物件見学のメリット

物件の情報はネットで調べたり、不動産会社に話を聞きに行ったりすることで得られますが、より詳しい情報を確かめるため、実際に完成している戸建てを見学するのがおすすめです。

間取り図で家の広さや設備などを知ることはできても、住んだときのイメージはつきにくいものです。実際に見学をすることで、部屋の広さや仕様設備を具体的に把握できます。

何軒か見学することで間取りや仕様などを比較しやすくなり、より具体的に条件・要望を固めることができるでしょう。戸建てを買うと決めたら、まずは気になった物件の見学をすることをおすすめします。

 

物件見学に持っていきたい便利な持ち物リスト

物件見学する際にあると便利なものをご紹介します。

物件の図面

図面を持参すれば、気になった情報をその場で書き込むことができます。

物件見学チェックリスト

事前に気になるポイントや質問項目などをまとめておくとスムーズです。

メジャー

家具や家電が問題なく置けるか確認できます。

カメラ

部屋の写真を撮っておくと、後から確認がしやすいです。

周辺地図

周辺エリアを散策することで、住んだときのイメージを持ちやすいです。

 

※服装については部屋の出入りを頻繁に行うことを考えて、脱ぎ履きがしやすい靴や動きやすい服装がおすすめです。

 

物件見学のチェックポイント

基本的なチェック項目をピックアップしてご紹介します。

項目 ポイント
広さ 広さは十分か。家族全員が快適に過ごせるかイメージする。
収納 キッチン、洗面室、リビングなど各部屋の収納の広さや使い勝手。
水回り 水回りの使い勝手は日々の家事のしやすさ、共同生活のしやすさに直結するため、設備と作業スペースなどを確認。
階段 階段の高さや幅の確認。
窓の位置 窓のある方角や風の通り道の確認。
コンセント 住み始めてから増設するのは大変なため、コンセントの数や位置。
建具 立てつけの悪い扉はないか、実際に開け閉めして確認。
所有範囲 購入する前にどこからどこまでが所有範囲になるのか、確認しておくことが大事。
駐車場 現在所有している車が入るか、駐車しやすいか。
セキュリティ 物理的あるいは心理的に、外から侵入しづらい空間になっていること、目隠しが上手く配置されていることなど。

 

周辺環境のチェックポイント

実際そこに住むとなったとき、普段の買い物はしやすいか、いざという時の病院の場所など、生活シーンを思い描きながら、必要な環境チェックをしましょう。

項目 ポイント
利便性 買い物施設、病院、公共機関その他(銀行や郵便局、役所など)
交通環境 最寄り駅、交通量
子育て環境 保育施設、教育関連施設、公園
地域環境 周辺環境、治安状況、騒音やにおい、街の雰囲気

 

物件の見え方は時間帯によって異なります。見学会に行くとき、日中の明るい時間帯だけでは夜静かに過ごせるのか、通勤通学時間帯の帰宅経路は安全かなど分からないことも多いはずです。実際に暮らしてみて後悔しないためには、異なる時間帯で何度か様子を見に行くと安心です。

 

 

この記事のまとめ

  1. 物件を購入する際は、 まず見学に行って部屋の広さや、仕様設備を把握しましょう。
  2. 物件見学のチェックポイントをもれなく確認し、理想の住まいを手にいれましょう。

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