家づくりのポイント
意外と知らない?【すべり出し窓のハンドル】
こんにちは、ユウキホームの現場監督です。
本日はすべり出し窓の操作ハンドルについてお話しします。
本題に行く前にすべり出し窓とは何か?
室外側へすべり出しながら開く窓のことです。
・上側を軸に外に開放するすべり出しが「横すべり出し」
・左右のどちらかの縦方向を軸に外に開放するすべり出しが「縦すべり出し」
と呼ばれます。
●横すべり出し窓 ⒸYKKap
●縦すべり出し窓 ⒸYKKap
横すべりは障子がひさし状になるため小雨程度なら窓を開けて換気することができます。
縦すべり出しは家の外側に沿って吹く風を室内に効果的に取り込めます。
すべし出し窓を操作するハンドルには
●オペレーターハンドル ⒸYKKap
取っ手をクルクル回すと、窓の開閉ができます。
●カムラッチ ⒸYKKap
レバーを操作して押し込むことで窓が開き、引き込むことで窓が閉じます。
●グレモンハンドル ⒸYKKap
操作方法はカムラッチと同じです。
カムラッチとの違いは
カムラッチ・・ハンドルの部分1か所を引き寄せて窓を閉鎖する。
グレモン・・・ハンドルを操作することでグレモンロッド棒で複数個所を引き寄せて窓を閉鎖する。
カムラッチよりも気密性が高い。
●メリット・●デメリット
オペレーターハンドル
●窓の外に身を乗り出すことがないので、お子様でも安全に操作できる。
●網戸を閉めたまま窓の開閉ができるため虫の侵入リスクが少ない。
●ハンドルを回すだけなので、窓の位置に関わらず操作しやすい。
●固定網戸になるため窓の掃除が大変。(固定網戸の取り外しが必要)
●クルクルハンドルを回すのが面倒。
カムラッチ・グレモンハンドル
●窓の開閉はオペレーターと比べると楽。
●ハンドルがすっきりしている。
●網戸が開閉できるため窓の掃除はオペレーターより楽。
●網戸を開けてから窓を開けるため虫の侵入リスクがある。
●ロール網戸の為、故障する可能性がある。
すべり出し窓の開閉に使うハンドルについてお話ししました。
どの開閉方法にもメリット・デメリット両方を理解した上で選ぶことが必要です。
また、どこに設置するかによってハンドルを変えても良いと思います。
本ブログが細部までこだわった家づくりの参考になれば幸いです。
引用元:YKKap ホームページ