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床見切りって?

こんにちは、ユウキホームの現場監督です。

 

本日は床見切りについてお話しします。

 

〇まず床見切りとは・・・?

フローリング材、無垢材、クッションフロア、フロアタイル、etc・・・

床の材質を変えたい時、または、床の色や張り方向を変えたい時、床材の厚みが違うときなど

材料と材料の間には継ぎ目が発生するため、何かで見切る必要があります。

 

そこで登場するのが床見切りです。

 

床全体の面積からすると目立ちにくく、あまり考えないような部分ですが、

実は部屋の印象を左右する大切なポイントになります。

 

そんな床見切りにもたくさんの選択肢があるんです。

 

■目立たせない・馴染ませる床見切り

よく見る基本的な床見切りは床の色に馴染ませるのが基本です。

つなぎ合わせる床材の色にそろえることで、遠目で見たときにも自然に馴染ませることができます。

 

●廊下と洗面室との取り合い。廊下の色と揃えた例

 

反対に、色を変えてアクセントとして活用することも可能です。

 

このような床見切りは、材料と材料の間に受け部材を固定して、

その上にキャップのように見切りをはめ込みます。

Ⓒ大建工業株式会社

 

材料端部の上からキャップが覆い被さるため、後の隙間が生じにくいのが利点です。

しかし、多少の段差ができるため近くで見るとそれなりに存在感があります。

●手前側の部屋の色に合わせた床見切り。

近くで見ると存在感も、、

 

■SNSで人気のスリムな床見切り

最近、人気が高まっているのが金属調のスリムな見切り材です。

デザイン性を追求したい方にお勧めです。

●ステンレス製の床見切り。見える部分はわずか3㎜

 

床の間に金属調のスリムな見切りを施すことで、

見切り材としての面積は最小限に抑えつつ、シャープでスタイリッシュな印象になります。

ステンレスやアルミ、真鍮など様々な素材で展開されているので

カラーだけでなく、素材の風合いや経年変化の特徴なども押さえながら選んでみても良いです。

 

●真鍮素材の床見切りを使った施工例

 

しかし、各部材の接合部分にはわずかながら隙間が生じます。

床の素材によって伸縮の程度が違うため、後々、隙間が若干広がる可能性はゼロではありません。

 

 

最後に、、

床見切りは足元でささやかな存在ながら、意外と目につきやすい部分でもあります。

しかし、家づくりにおいてスルーしやすい部分でもあります。

本ブログが細部までこだわった家づくりの参考になれば幸いです。

 

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