ウッドデッキ・人工木デッキ・タイルデッキ

こんにちは、本日は設計工務からブログをお届けします(; ・`д・´)
お家づくりの中の一つとしてお庭づくりがあります。
家庭は、「家」と「庭」の2つの漢字から表せる通り、庭も大切な要素です。
住宅の中と外を繋ぐ一つの架橋となるのが、デッキです。
デッキといっても大きく分けて3つに分けられます。
・人工木デッキ(リウッドデッキ)
・タイルデッキ
・ウッドデッキ(天然木デッキ)
デッキの中で私の考えではありますが、今回、デッキ材についてお話し出来ればと思います。
私の中で結果としてオススメなデッキ材は、デッキ材に直射日光が当たらないのであれば、
どんな材料でもいいと思います。つまり「住宅に「軒(のき)」や「庇(ひさし)」があり、デッキ材に影ができるということです。
近年、軒ゼロ住宅がデザイン的にも好まれるようになりました。デザイン的には非常にスタイリッシュでモダン的であるため、様々な弊害(雨漏りリスクや外壁が汚れやすいなど)はありますが、デザイン性には優れていると思います。
しかし、軒ゼロ住宅は軒の出(のきので)がなく、デザインによっては、庇もないことが多いです。そのため、屋根(軒の出)や庇の下に影ができないということです。
新築やリフォームでご自身の家の形状に合わせて、デッキ材を選ぶことが大切と思います。
各デッキ材の特徴として
・人工木デッキ
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素材:樹脂・木粉を練り合わせて製造
メリット:劣化・掃除等のメンテナンスがかからない。
通常、ウッドデッキと聞くと塗装しないと長持ちしないといったイメージがありますが、樹脂製であるため、多少の色褪せはありますが、基本的には塗装は不要です。
デメリット:天然木の風合いがなく人工的な見た目となります。
直射日光により、表面温度が高くなります。
実際のところ、真夏は、裸足で歩くことはできないくらい熱くなります。そして厄介なのが、熱を蓄熱しやすいといった特徴があります。デッキは建物に隣接していることがほとんどのため、夜、熱を蓄熱したデッキから放出された熱が建物内部まで進入してくるといったことも多いです。夜、いつまでも窓から熱が進入してくることになります。
・タイルデッキ(コンクリート、モルタル)
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メリット:デザイン性が高い。かっこいい!耐久性があり、掃除もデッキブラシなどで容易にできます。
デメリット:人工木デッキと同様、表面温度は高くなりやすく、熱の蓄熱もしやすいです。
・天然木デッキ
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メリット:自然素材であり、表面温度、熱の蓄熱においても最も優位です。
デメリット:メンテナンス性に難あり?(意外とそうでもないですが)
気になるのはシロアリ被害、劣化だと思いますがデメリットと言えるほどでもありません。
まず、天然木デッキの素材としては、ハードウッドをお勧めします。
シロアリは柔らかい木を好むため、ハードウッドはほとんど食べません。また、雨ざらしの環境下でも劣化にも非常に強いのがハードウッドの特徴です。
(のこぎりでも加工が大変、ビス・釘もハードウッド専用でないと折れることがあるくらいとにかく硬い)(おそらく、大工さん泣かせ・・・)
ハードウッドは塗装しなくても30~50年はもちます。ただし、1~2年程度でシルバーウッド(白っぽくなる)になるため、見た目が変化(経年変化)します。経年変化がお好みでない方は、塗装する方法もあるが、天然木に塗装であるため、定期的な再塗装等のメンテナンスは必要。(個人的にはDIYレベルでOK)
デッキの種類によって様々な特徴があります。新築をご検討中な方はもちろん、リフォームで今お住まいの家にも、「豊かさ」の要因として、デッキをご検討してみてはいかがでしょうか。